生板帳

株式投機に関する備忘録です。

の◯らセミナー、D◯◯座談会

お久しぶりです。時間なく中々更新できず(´・ω・`)
前回更新から日曜にtoeic生まれて初めて受けたり串カツ揚げたりしてました。就活関係では第一生命のESてきとうに出したり新生のESで思わず苦戦したり、イベント関係では野村証券のJOBFAIRキャリサポ編というよく分かんないやつやDBJの座談会(面白かった)、今日はBTMUさんの大学別プレミアムカンファレンスとかいうやつ(豊洲フロント)、あとこれから我らがJPX様のセミナー行ってきます。

説明会ともセミナーとも違くて、一言で言うと座談会。これまで受けた企業とはやっぱり空気が違いました。体育会系というよりはやはり軍隊?みなさまやる気と根気に溢れていて、要はそういう人ばっか残るんだろうなーと。リテールの方だけ(つまり総合職A)でした。
留学経験者を紹介するときなど、常に敬語だった登壇者の方が突然、「おい◯◯!立って」ー「はい!」、「お前イギリス行くんだよなー?」ー「はい!」という野村らしさを垣間見る場面もありました。有益な情報はさしてなく、何故行ったんだろうと今になって思ってます。お茶は普通に助かった。
ただ6,7年目になるとリテールに残ってる人は6割程度で、みんなホールセール(IBやマーケ)とかに行けるらしい。あと上位何名かは社長賞がもらえ、10%は海外留学いけると。

  • 政府系座談会
大手町フィナンシャルタワーにて。いやー、やっぱりここいいなー。「金融力で未来をデザインする」っていうのが全てを表してるんだなって再び思いました。
形式は30分ローテ×3。学生30人くらいでもれなくエビアンくれる。

1.
一人目の方は12年目で今はストラクチャードファイナンス、プロファイをやっているとのこと。最近は専らPPP、PFI、空港のコンセッションやってるらしい。
やっぱり最初は支店勤務。ただ営業っていっても結構広い範囲に携われる。その人は半ばFAなんかもやってた感じらしい。
質問内容なんかもまとめて、その人から得られた情報をまとめると、やはりDBJの面白いところはマーケットの育成が可能なところらしい。
DBJに舞い込んでくる案件の多くはやはりリスクが大きかったり未知数なものがある。例えば空港の民営化なんて国内初だからファイナンスをどう構築して提供すればいいかなんてこと民間の銀行は分からないし、どんなリスクが発生するかも予測できないわけですよ。前例がないからね。ところがDBJは国内でそういった案件が出てくることを見越して、海外の空港民営化のファイナンスにあらかじめ携わって経験値を貯めておく。そしていざ国内に案件がでてきたらDBJが率先して新しい分野に切り込んでいくことで、国内の新たなマーケットについて他社が手を出しやすいような前例を自ら手掛けると。そうして新たなマーケットを開発することで、結果として今後の日本国内の経済に対して貢献できるわけですよ。そして市場が成熟し、民間企業の競争が始まったらDBJはまた新たなマーケットを探しに行くっていう。
やっぱりDBJ民営化にあたって収益性と公共性のバランスってどうすんのって気になるんですよね。それで質問したら上のような答えをいただいて、上のケースだと、そもそもマーケットでの競合他社がいない(新しすぎて)=収益性についても十分且つ日本において長期的なマーケットを創出するきっかけにもなるという公共性と収益性の両立が完璧にできてますよね。このあたりDBJDBJ足る所以なのかなーと思ったりして素直にすげーってなりました。まさに「金融力で未来をデザインする」ですね。

2.
二人目の方は現在財務部にいらっしゃる方。ここでもDBJ民営化に関しての話題は出ました(自然発生的に)。
財務部の中でも債券関係でDBJの融資金の調達をしてるとのこと。DBJ昔は資金の大部分を政府から調達してファイナンスを行ってました(政府系だからね)。ただやはり民営化にあたって政府出資の金はどんどん減っていってるし、いかねばなりません。そこで自分で資金を調達するというのがDBJ民営化に際しての大きな問題の一つになるわけです。そんなわけで財務部は結構てんやわんやらしい。ただ国内に関してはDBJの発行債券は信用力高く(実質日本政府とほぼ同等)、国内で1,2を争う発行体とのこと。ただやはり海外はマイナーで外債としてどうやって売ってくかは今後の問題で大変。
いつかは環境格付け融資(これはDBJが世界初らしい)に関わりたい(というかそのために入った)とのことでグリーンボンドやグリーンビルディングの話題に。世界的にも社会的責任投資は流行ってるらしくて環境格付け融資もセカンドステージいかなあかんでしょ!っていうのがモチベーションとのことです。やっぱ具体的な話が聞けると断然面白いですね。説明会とかとは比べものにならんです。

3.
入行4年目でいつかリサーチやりたいとのこと。今は物流関係でシンガポールとよクロスボーダー案件まとめてるとのことで、若手からそこそこでかい案件任せられるよっていうことの代表例でしょうか。
話題はDBJのリサーチ力の高さについて。元が日本開発銀行なのでリサーチ力には定評あり、その民間と日銀との違いは?っていう感じ。

総じてDBJへの志望度が結構上がる座談会でした。社員さんもみんな魅力的だったし。詳しくはまたまとめたいと思いますが。
さすがに今日はもう疲れたしこれからJPXいかなきゃいけないのでこの辺りで。
あ、住ゴムのESは無事通過して次マッチング面談の案内がきました。提出から一週間超だったのでさすがに不安+落ちてたらショックだったのでひとまず安心です。