生板帳

株式投機に関する備忘録です。

にっ◯い

土日潰して駆り出されるのは学生も社員さんもおあいこですね……。さすがに日曜9過ぎ時からOB訪問とかはお互い大変だと思うのですが……。
そんな分けでOB訪問会行ってきました。



会場は丸の内本社。大理石に囲まれたエントリーホールを見てやっぱりお堅いなーなんて思う。第一生命とは異なり会場はしっかりしてました。ペットボトルのお茶に名前シールを貼って質問。30分ローテ×3。僕は国際業務、デリバ、外国株式担当、株式部の三名の方にお話を伺いました。

  • 国際業務
生保業界はどこも国際業務に力を入れてますね。ただ第一生命さんほど進んではおらず、まだまだ規模の小さい部署。ヨーロッパやアジア新興国なんかを見てるらしいです。IBのカバレッジが持ってくるMA案件を検討したり自分でリサーチしたりするのが仕事。IBの仕事を評価するためにもバリュエーションなんかは勉強して自分たちでもやります。むしろ出来なかったら彼らの仕事を評価できないから困っちゃう。
配属される人は帰国子女が大半。扱う資料は大体英語、海外の提携会社の社長さんとかが来日したときは案内なんかもしたりするので英語がスラスラ読めるのは最低条件っぽいです。年次が若いのもあってこの方から伺ったのはこれくらい。

  • 外国株式
前の会社で聞いたように出社は7時過ぎと早め。債券なんかと違って海外のマーケットが開くのを待つのは基本的にはないとのことで、業務全般は意外と大人しめです。同じ部署にデリバ扱うとこがあってそこはもうちょっと色々あるらしい。
生保の運用と証券会社なんかの運用の違いを質問する生徒多し。まあ種類として全く違いますよね。ベンチマークなんて気にしないって仰ってたし。あとは運用部門の人事評価の難しさとかかなー。これは聞いてみて確かにって思ったけど、基本的にチームで動く+スパン長いということで個人別の評価が難しい。話では3年前の人たちが取り組んだ仕事のせいで今の社員の方の評価が下がるという少し理不尽な現象もあります。逆も然りですが。

  • 株式部
この方も運用。色々株の話をお伺いできて面白かった。個人情報に抵触しない程度に脚色すると、大学で企業のバリュエー算出の研究してた(DCFとか)。ぶっちゃけ市場は完全に合理的に動いてると思ってて、じゃあ資産運用部門(特に生保みたいに超長期で見られるとこ)で働いたら自分の研究もろ活かせるじゃんと思い、且つ自分の出したバリューが本当にあってるのかも確認したくて生保に就職したと。僕みたいに実際の取引から興味をもったのではなく、企業に関する研究からマーケットに携わりたいと考えたわけで、正反対のアプローチを持っていて面白かったです。学生時代は短期トレーディングなんてモメンタム+運でしかないギャンブルと捉えてたが、現在はちょっとやってみたい、実際市場に関わってみるとその合理性を疑うことになったと仰ってました。
日生さんも物言う株主として活動されてるわけでそのお仕事のやりがいなんかも。企業の経営陣は常に自社の株価に不満を持っている。曰く、僕みたいなイナゴに代表されるような短期目線のやつらはうちの企業価値を分かってない、20年後を考えればこの計画を出して株価が下がるわけないのにマーケットは悲観する、とか。それはその通りなんですがマーケット関係者のみんながみんなそんな長期で物を見てるわけがなく、株主と経営陣の間でどんどん溝がでかくなってくる。日生さんの企業に対する訪問活動の目的の一つはこういう株主ー経営陣のギャップを諸々の提案を通じて少なくし、市場での適切な価格形成を支えるということで、これは非常にやりがいのあるものだと感じてるそうです。

生保業界全然見てなかったけど、こうやって実際話聞いてみると面白そうだよなー。もうちょっと真面目に説明会とか出てればよかったorz 何とか選考フロー乗れてるといいんだけど……。

P.S
改めて言っておくと、当ブログの内容は企業の内部情報(そんな言うほどのものではないけど)に関しては脚色、ブラフを織り交ぜ、あくまで就職活動に役立つ情報として活用されることを目的としてますので悪しからず。日程やら場所やら選考過程なんかは忠実です。今年から変わって来年の人も大変そうだしね。

第一◯◯OB訪問会

昨日いってきました。正直セミナー、説明会参加0なんで自分が選考フローに乗ってるのかも分からず、そのくせES出してしまってるっていう。最低限それっぽいESが書ける程度にしか生保業界のことを知らずに挑んだのですが、案外面白かった。いや、5月とかに受けてたら普通に多分行きたくなってたなー。生保業界の中でも特にチャレンジングなことで知られてる会社です。
後で書くけどプロファイとか志望してる学生は実は第一生命狙い目だよ(´・ω・`)


形式は会社説明15分、20分ローテ×4という長丁場。会場は日比谷の本社でグループ会社のdlカフェさんがコーヒー、アイスティー、ココアをくれます。
おそらく創業者っぽい面々の肖像画が壁に掛かったそこそこ豪奢な部屋にカントリーロード久石譲のアップテンポアレンジが流れるという異様な(ダサい)雰囲気にちょっと笑ってしまう。ちなみにJPXさんとかは立派なホールにクラシックがかかってました。
けどこういう雰囲気は嫌いじゃなくむしろ好印象。なんか素朴な感性が現れてるよね。今回話聞いてて思ったけど第一生命さんは生保業界の物産って感じ。日生が商事ね。体育会系とかではなくフランクで気さくというか。普通に働きやすそう。

全体の話としては、この前王者日生抜いたぜ!このまま2030年までに収益二倍、世界TOP5目指すぜ!って話、東京、シンガ、NYに拠点があってこっちにはこれからますます注力するという話。
欲しい人材はProfessional×Teamworkの両立できる人、「周りを巻き込む人」というよく聞く具体性の欠片もない言葉。台風の目にでもなればよいのだろうか。
少子高齢化で国内事業の衰退がほぼ決定しているため、これからはリスクをとりにいく時代とのことです。まあ海外出ても先進国はもちろん東アジア新興国ですら少子高齢化が観測されてるんですが。要は新興国で保険事業が発達する前にパイを全部奪うというザ・グローバル戦略。
個人的に気になったのが孫誕生休暇という制度。


さて今回は運用の方の話メインで聞いてきました。やっぱり運用志望の学生多かった。

  • 一人目
5年目あたりの方で外国債券部で為替業務。業務内容は
  • 為替ディーリング
  • 外貨調達の補助
の二つ。チーフファンドマネージャー採用とグローバル(総合職)採用の人間がおり、普通はみんな後者。会社もトレーディングでの収益は当てにしてないから損出しても首とか異動はない(マネージャーは別)。ちなみに去年の収益は60億。
総合職社員にはトレードより外貨調達とかでの会社貢献が求められてる模様。それにしても会社の金で自由にFXできるようなものらしく、羨ましいといえば羨ましい仕事だな……。
日生の為替業務が9時前に全員集合してリサーチのチェック、戦略共有してグループ全体でトレードするのに対し、第一生命は正直出社時間も緩め且つトレードも個々の裁量が大きいと仰ってました。俺も働きたい……。

  • 二人目
運用部?の方。投資先企業の選定と、最近は株主としての対話活動。4/1の日経一面に載った取組みですね。運用面でもリスクをとって収益を目指してく方針に」り、これまでみたいに物言わぬ株主から投資家としての株主にシフトしていくとのことです。具体的には企業の経営陣に対して株主としてアドバイス、提案を行うことで投資先のバリューを高めていく。この取組みは普通に面白そう。特に投資家クラスタからしたら楽しいんじゃないかな。半ばコンサルっぽくもある。

  • 三人目
総合審査部で融資先のリサーチ業務を担当している。この人の話は面白かったなー。単に自分の知識がなかっただけかもしれないけど生保業界がプロファイやってるなんて知らんかった。メガソーラーのあれって一応プロファイだったんだね。
これもリスクとってく方針から、これまでみたいにリターンの少ない投資ばかりではなくもうちょいリターン得ていこうと。そこでなんとこれからはプロファイを積極的に行っていくつもりとのこと。金ならバカみたいにあるしね。ローリスクローリターンからミドルリスクミドルリターンへ、といったところ。もちろん第一生命にプロファイのノウハウがあるわけもないので、現在証券会社にヒアリングしに行ったり活発に内部で勉強会を開いたりしてるらしいです。だからプロファイやりたい学生は歓迎したいと仰ってました。
メガバンの説明会行くと猫も杓子もプロファイプロファイ言ってて競合相手多そうだなーって思って萎えるけど、まさかプロファイやるために生保行く人はそんないないでしょう。これから先生保は結構チェックしてもいいかもしれませんね。運用できるしもしかしたらプロファイなんかもできるかもしれないし。




赤信託OB訪問会&J◯X訪問会

日付は6/3。個人的には両方とも社員さんとじっくり話せてよかった。赤信託さんについては少し興味が湧き、JPXさんについては志望度若干下がり気味。いやね、東証夜もやるよーとかそういう世界の競合マーケットとの関係で最近忙しい、チャレンジングな職場だって聞いてたんですけど、実際社員の方とお会いすると疑問を抱いたり。やっぱりまったり高給感にじみ出てるよね。

 

  • 赤信託大学別OB訪問会

今回は大学別でいつもの30分ローテで、事前に講演あり。もうこの手の講演にうんざりしてたんだけど聞いてみたら案外有益なものでありがたかった。題して「面接の本質」。要は赤信託さんをモデルケースに面接、選考のアドバイスを行うというもの。ありがちだけどこれまで聞いたのでは一番好き。

・(うちは)人物重視。性格テストの比率高し

・面接は最低四回。四回目は意思確認で8月第一週で終わらせるとのこと

・三次で小論あるが支離滅裂でなければOK

・面接で見るところ

ビジネスマンとして→地道な作業ができるか。それを証明するライフスタイルをもっているか(口だけじゃないか)

信託マンとして→誤魔化さない、率直、愚直な人か。他人の言葉を聴き取る力。所謂リーダーシップの有無

・あと面接では七回「何故?」を問うとのこと

 

一般論的なアドバイスでは

・第一印象で決まる!みたいなセミナーを信じるな。実は大手企業の人事部の殆どが採用担当者に対してファーストインプレッションを払拭し、面接の中身を重視するための訓練を課している。第一印象信じてミスマッチとか企業からしたら金の無駄とのこと

・面接で落ちる人の殆どが時間切れ。最終面接は特に「こいつを採りたい」と断言できなきゃ採らないためシビア。30分の面接のうち面接官がしゃべり記入する時間を除けば残るのは20分もない。この時間で相手を完全に納得させなければならない。学生の多くが自分のエピソードをあれもこれも伝えようとして自滅しており、自己分析が足りてない

OBの方から得た情報だと

・市場国債のスタンスとしては債券で得た利益で株を回す(まあ当然)

・出世は遅い。けど役付くと給料一気に上がる

・ディーリングの連中は体育会系。ボーナスちょっと高め

・意外だけど保守的ではなく挑戦的な会社。やりたいという要望は人事に通るし、人事の若手評価の基準もどれだけ新しいことをやろうとしてるか、上の言うことにしたがってるだけではないかというもの。多分若手に発言を求めてる

・まったりではないが高給。且つ一年に二回9連休をとらないといけない制度があり、働きやすい

 

  • JPXOB訪問会

お話を伺ったのは株式部、自主規制法人考査部、上場部の三名の方。正直なところ社員の方も学生もパッとしなかった……。当然業務の大半は保守がメインで毎日のマーケットの監視から銘柄情報の更新などルーティンなものが多いです。だからか社員の方々も切れっ切れの性格というよりは毎日コツコツやるタイプ。ザ・インフラ。話を聞いた社員の方全員大体18時には帰るって言ってましたからね……もちろん出社は9時前ですが。世界的な市場に負けないよう挑戦的な取組を!みたいなイケイケの面を抱えながらも、依然インフラまったりの土壌を覆すのは無理そう。

 

・株式部

現物取引に際して不正がないかの監視がメイン業務。朝七時に出社。新聞20社ほどを読み重要な生地をスクラップして上司に渡す。そして場が閉まってから個人作業。その人はアロヘにあげる銘柄情報の更新を行っており、いつもありがとうございますとでも言いたい気分になる。想定内と言えば想定内だが、株式部はチームごとにローテーションで仕事を回すため、休暇を取るためには1~2か月前に申請しなければならない。ルーティンワークである以上突然メンバー欠けると困るわけですね。

上司からの評価は1.真面目にコツコツ頑張っているか、2.業務と人物がマッチしているかの二点。職場には多様な人材がおり、熱意のある人が多い。というのも単純作業が多いため、おそらくそれにつぶされないだけのモチベーションを持っている、というのがJPXさんが社員に求める資質なんでしょう。面接で執拗に第一志望かどうかを聞いてくるのも、おそらく学生のこういった面を確認するためだと思います。だからJPX受けるときは熱く自分の目標(東京のマーケットを世界一にする!とか)を語り、それがどうしてJPXでしか実現できないのかをロジカルに語るというのがまあ有効なのかな。知らんけど。あと単純作業への耐性を証明するために毎日コツコツ頑張った経験とかあると多分ベター。あ、あと社員で投資経験のある人は1/3以下だと思うって。

 

後のお二方の業務にはあまり興味がなかったので割愛(時間もないし)。一人は自主規制法人の方の考査部で、東証大証の動きを見張るのが仕事。最近だとある証券会社が東証の取引先になるのを阻止したらしい。この人も上の方と同じく、面接では「ここでしかできない仕事がある」というのをプッシュしていたそう。ちなみにもう一人の方は上場部で上場会社の管理リサーチ業務がメイン。

 

 

また長くなってしまった……。セミナーの情報書く前に自分のES書けよと言ってやりたい……。

 

 

 

近況報告

どうも、ご無沙汰しております。修論中間発表と6月の面接、金融軍団のES〆切が重なって結構悲惨なことになってる生板です。しかももうじきテスト勉強もしなければ……。さすがに数は少ないけど出席0のディスアドバンテージをひっくり返さねばなりませんので中々大変です。
最後の更新から10日経ってますね……。さすがに全部詳しく書くのはきついのでざっと印象に残ったものだけ後で書きます。
とりあえず今回は現在の選考状況のみ

  • ESまだ〜結果待ち
赤op(7/15)
赤信託(6/28)
緑(6/15)
JBIC(6/12)書き終わり
DBJ(6/17)
BOJ(6/21)
マリン(6/25)書き終わり
ニッセイ(6/17)書き終わり
モルスタIBD(6/1)落選の可能性大
JPX(6/15)今書いてる
商事
物産
すみしょう
丸紅
いとちゅう

  • 次一次
新生(6/15)
第一生命(未定)ES通過(多分)
MUMSS(未定。企業が言うには8/1から)

  • 次二次
シンプレクス(社員面談会のあと。実質最終)

  • 番外編(リク面など)
緑(6/14)プライベートなんちゃら
BOJ(6/13)質疑応答

  • 落選
NRI(二次落ち)
すみゴム(一次落ち)
p&g


正直に言ってNRI落ちたのは凹んだ。しかも面接の最後に「次の面接は〜だから〜に気をつけてね」みたいなアドバイスをいただき、結構通過を確信していたので尚更悔しい。記念すべき初面接の住友ゴムさんも容赦なく落とされたし。
自分では面接強いと思ってたけど根拠のない自信ってマジで当てになりませんね。当然ですが。反省して次回に活かします。
で、反省を活かした結果、6月初めからこっそり選考を始めてたシンプレクスさんがトントン拍子で進み、あとちょっとでいい感じになりそう。ここの選考については念書を書かされ口封じされてるので、パンフレットに載ってることくらいしか喋れませんがそれもまた次回に。
多分おそらく今週のESラッシュを受けて来週、再来週は阿鼻叫喚の可能性もあります。さすがにESぐらいは通るはずだと思いたい……。




新生銀行

こんばんは、生板です。

なんだかんだパソコンから更新するのは初めてだったりする。スマホ様々ですね。

 

さて今回は題の通り新生銀行です。ツイッターにも書きましたが、先ほど無事ESの通過連絡(金融エキスパート)が来ました。具体的にはマイページにメールを送ったという旨のメールが届き、サイトに見に行くも反映されるまでに2~3時間かかると言われ、やっと確認することができました。なんでも毎年こんな感じで待たされるらしい。平凡な学生のモデルのようにみんしゅうを見て「ああ、みんな通過連絡来てるってことは落ちたのか……」と肩を落としているところでの一次選考案内だったのでうれしかったです。なんでも先日の通過連絡はリテールコースの方へのものだったらしく、僕の受けた金融~の方の連絡とは別々だった模様。

実は丁度土曜日の夜にWEBテを受けていて、なんと地震直撃。計数をおそらく数問白紙解答で出してしまい、自分でも落選しても仕方ないと思ってました。こればかりは運としか言いようがないですね。まあ通ったのも運と言えるのでしょうが。

 

さて、実は新生銀行への志望度は結構高く、メガバンクなんかよりも新生に就職したいぐらいだったりします。以下その理由

・元々は長銀、そして外資の支配下にあったため待遇が中々いい(最近は徐々に減らしてるらしいですが)。住宅補助厚く、昼食補助あり、さらに年収の20%が退職金に充当。給与体系についてもメガと遜色なく、むしろ役がつくまでは新生の方が高いぐらい。ボーナスも高く、この辺りは外資の風土を色濃く受け継いでいます。

・若いうちからバリバリ仕事を回してくれる。一言でいうと少数精鋭といういささか陳腐な表現になってしまいますが、上昇志向の高さを上司や人事にアピールしておけば高確率でキャリアを積ませてくれるとのこと。逆に無駄に遠慮がちだったり、自身の主張に譲歩を入れたりするとダメ。例えば地方か本社どっちがいい?という人事の質問に「いや、地方勤務にも中々いい面はあると思うんですよ、例えば~、だけどやっぱり本社で経験しかできないこともあるんで本社がいいです」みたいなことを言うAさんと、「地方は嫌です。本社がいい」というBさんだと、Aさんが地方にいき、Bさんは本社いきになる。ここも外資と同じく、「言いたいことははっきり言え」という考えが底にあります。僕の友人が新生で働いてるのですが、彼は就活のときに、絶対転職するといい、さらに本店以外は嫌ですと言ったところ、全部快諾されました。

ちなみにその彼は現在5、6年目ですでに課長として官公庁に出向してます。メガバンの総合職がまだ支店で法人営業していることを考えると中々驚異的な出世速度でしょう。もちろん彼のような人は一部ですが、バイタリティさえあれば彼のようなキャリアも十分可能なのは魅力的だと思います。

・出向先、転職先が豊富。外資時代の名残で人材の出入りが激しいです。先にあげたようにお国から日銀まではたまた他の民間銀行まで。そして転職の打診を受ける機会も多いらしいです。特に外資からは頻繁にあって、一本でうち来ない?みたいな誘いが最近ではGS、モルスタからあったとのこと。


以上3つぐらいですかね。待遇面については最近新生銀行業績が悪いのでボーナスや福利厚生も微妙に下がっています。ただファーストキャリアを積む場所としては結構いい条件が揃ってるんじゃないかと思います。

まあ、まだ受かるかどうかなんて分からないんですが上司との距離も近く社内規則もゆるめとのことで中々いい会社なんじゃないかなーって感じ。


日銀説明会、MU◯SSセミナー&座談会(中堅)

お久しぶりです生板です。いやー暑いですね。まさか五月で連日スーツを着ての30度超えを体感することになるとは思いませんでした。
特に日銀の説明会なんかはさすがにクールビズしてく気にもなれず、あっつい中頑張ってスーツ着てきました。なんか一回ぐらいは「真夏日にスーツなんて余裕じゃん!」思ったりもしたけどさすがに毎日はだるいことに気付いたり(´・ω・`)
前回更新から初めて面接受けたり(おせえ)リク付けられなかった第一生命になぜかES出したり(効率悪い)、興味無い企業の選考説明会に行って日曜潰したり(意味ない)四苦八苦しております。

  • 日銀説明会(5/28)
多分二回目か三回目の本店説明会。僕は四月のに参加してないので初出席。詳しく書くほど有益な情報はなく、威厳たっぷりの建物と微妙に豪華なエレベーター、そして居心地の悪いホールの印象しか残ってない。
ただ話を聞きながら質問シートに質問を書き、それを適宜女性のスタッフが回収しにくるというスタイルは初めてで、最初少し面を食らった。シート提出率とか見てんのかなとか思いつつ無難に一回だけ提出。猛者らしき人は三回くらい出してました。

  • MU◯SS(みつもる)セミナー@目白本社
大誤算。何が大誤算って実はこの日、日銀→MU◯SSセミナー→MU◯SS座談会というスケジュール。セミナーが三菱ビル、座談会目白と勘違いをし、結果として、丸の内→目白→丸の内なんて効率の悪いことしてしまった。あと肝心のセミナーの内容もねえ。まさかのカードバトル(想像以上にカードバトルです)。メンバーはMARCH層がメイン。楽しいは楽しいけど結局なんのためにもならず。

  • MU◯SS中堅座談会
意外なことに今日一番楽しかった。その前のセミナーにて、あっもうMU◯SS関係のイベント出ないでいいわっていうのを直感し、ブッチしようか悩むものの頑張って出席しました。再び丸の内へ。
会場は前回と同じですが、前回のOB訪問会が2:1だったのに対し、今回は6:1。さすがに中堅社員ともなるとそんな大勢連れてはこれないわけですね。20分ローテ×4人。
みなさん魅力的な方でした。雰囲気としては、あくまで主観ですが、赤よりもSMBCのメンバーの方に近い感じ(なぜか)。三菱系でありながらガチガチしておらず、他証券より体育会系的なノリは薄い。皆様そこそこフランクで伸び伸びと仕事をしている印象を受けました。しかし総じて仕事への意欲は強く、皆一様にバイタリティは高め。まあここら辺は証券業界で働く人に共通の側面ですね。バンバン働いてバンバン稼ぐっていう。お話を伺った限りだと、1年目から場合によっては同期と二倍近く差がつく人もいるらしいです。株や金融商品の知識は必須ではないが、あったら役に立つとのこと。というか証券マンにそういった知識、アドバイスを求められるお客様も多々いらっしゃるようなので、学生時代株をやっていて且つ就職して株を断てる方ならそのスキルを活かすことはできるようです。というか証券会社からすると歓迎したいらしい。



この日はこんなもんですかね。やっぱり証券関係ならMU◯SSが第一志望になりそう。一番緩そうで社員の方も適度にゆったりしてるし。あと総合職で入ってもIB、リサーチいける可能性高いのはやっぱり大きいよねっていう(あくまで他社よりは、ですが)。


P.S
記事の一部を引っさげました。就活終盤になったら上げ直します。






赤プ◯ミアムカンファレンス、J◯Xセミナー

さっき終わりました。マーケットが15時までなのでセミナーなんかも大体17時回ってからの開催になるようですね。
今年から就活の時期がずれ込み、暑い気候の中動き回ることが増えたからか、どこの企業もペットボトルのお茶やジュースをプレゼントしてくれてありがたい限りです。あと貰えるものといったらクリアファイルとメモ帳ね。1日3件とか回るともらったペットボトルとメモ帳なんかで鞄パンパンめちゃくちゃ重いです……。

  • BTMUプレミアムカンファレンス(という名の大学別OB座談会)
あんまり行く気はなかったのですが、三菱系列のある企業の人事の人から、BTMU実は豊洲フロントでこっそり学生集めて採用活動始めてるらしいよ、との噂を聞いて念のために行ってみました。結論から言うとそんな気配はなさそうでしたが(最後の30分任意で人事との相談会があるのですが、僕が見た限り誰も参加してなかった)。もしかしたら他の大学とかならあるのかも?
例によって30分×3といういつものパターン。全部で学生50人に社員12人。自分で聴く人は選べます。場合によっては席取り合戦。

1.
一人目の方は17年目くらいのベテラン。現在は総合ALM部に所属。
恥ずかしながらALMって何よってレベルだったのでそれを知れただけでもよし。
A・・・Asset
L・・・Liability
M・・・Management
で要はバランスシートの管理をする部門です。銀行の場合負債は預金、社債、株式で資産は貸出、ローン、あと債券ですね。両者のバランスを管理して財務を安定させ、且つそれなりに収益をあげるのが基本的なミッション。ALM部の中でも分析班と運用班に分かれ、分析班はデータを用いて理想的なバランスを提示し、運用班は債券取引して分析班の要望に応えつつ収益を得る感じ。

2.
二人目の方はがっつりマーケットの人でした。やっぱり人と株の話すると面白い(銀行は個別株いじれませんが)。
BTMUの場合金融市場部は
  • 1人当たり100億
  • 年間10%つまり10億以上がノルマ
  • -5億到達で別の仕事
  • 今は15人チームでベテラン正社員5人、若手正社員5人、雇われトレーダー5人
  • マーケットに関しては給与体系が異なり、正社員は稼ぎの1%がボーナス(つまりノルマ達成で1000万)、雇われトレーダーは10%がボーナス
  • 正社員は成績不振でも2年程度は芽が出るのを待ってくれる+首にはならず、他部署に異動食らうだけだが、雇われは損したら解雇
  • 最近マーケットに来たがる人少ないから入りやすいかも
といった感じ(フィクションが混ざってたり混ざってなかったり)。

もう一人の方にもお話を伺いましたがあまり情報はなく。上の二つが収穫でしたね。

  • JPXキャリア・セイチョウセミナー
第一生命の座談会切って出席したんですが、内容的にはあまり得ることなく……これなら座談会の方がメリットあったかも。まあ、弱小個人投資家として結構な年数お世話になってる(初めて株やったのは中学生)のを考えると少し感慨深いものを感じないでもないけど、セミナーだしねぇ…。ギャルゲーで言うと今後の分岐に関係あるイベント蹴って好きな女の子との無駄な会話イベントに進んだ気分。
会場にはなんと300名もの学生が。このイベント実は人数多くて抽選になって普通に弾かれ、追加席の方でなんとか入り込めたんだけどこんな人数いるとは……。それであの採用人数の少なさって倍率やっぱすごいんですかね。ていうかみんなそんなに東証に興味あんの……。
内容は30分ローテ×2。新規上場推進部?とIT部門のマネージャークラスの人。IT部門の人はよく分からなかったけど、推進部の人は個人的にすごい相場、マーケットに関わってる人の匂いがした(当然っていうか中の人だしねww)。なんて表現すればいいのか分からないけど、IoTだとかビッグデータだとかバイオだとか色んな分野にやはり詳しくて、10年後にはここのマーケット育つだろうからこういう会社のIPOに携わりたいとかね。
今回のセミナーについてはそんな感じかなー。300人もいるから見られてるとしても出席だけでしょう。JPXはネットで調べるとどれだけ第一志望感をアピれるかが重要そうなので、その意味ではメリットもあるのかも……人事の真意なんて人事の方しか分からないんだけどね。

明日は日銀本店説明会、赤証券のセミナー、中堅の方との座談会と三本立てで今からちょっと滅入ってます……。